【うつ病・発達障害】心療内科で自分の気持ちや症状を上手く伝える方法

【うつ病・発達障害】心療内科で自分の気持ちや症状を上手く伝える方法
今回はお医者さんに診断してもらう際に自分の症状を上手に伝える方法を紹介していこうと思います。

そんなの簡単じゃん!という方もいると思いますが、私のように人と話すのが苦手なタイプは、思っていることを素早く言葉にしたり、自分の感じていることを人に伝えるのが苦手です。

他にも、月に1回の通院だと数週間前のことを思いだせず体調が悪かったにも関わらず、とっさに「今月は大丈夫でした。」などとお医者さんに伝えてしまい、適切な治療を受けられなくなってしまいます。

というわけで、そんな私が実践した話すのが苦手な人間が自分の症状を伝える方法を紹介していきたいと思います。

自分の症状を上手く伝えるには自分の体調日記を作ると楽になる

簡単なことですが、自分の症状を正確に伝える方法は1つ。

日記を書くだけです。

日記に自分の症状を書くだけで、自分の症状を伝えるのが簡単になります。

日記を書くメリット

日記を書くメリット
  • 病院の待合室で、医師に症状を上手く伝えられるかどうかの不安が減る。
  • 診察時に思い出す負担が減る。
  • 振り返ってみることで、症状の変化が分かりやすい。
  • 自分の気持ちの波を知り、心をコントロールする練習になる。

日記の書き方

日記の中身ですが、自分の体調が悪かった日にちのところに✖︎と症状を書くだけで大丈夫です。

  • 6月10日✖︎頭痛
  • 6月11日✖︎また頭痛
  • 6月12日
  • 6月13日✖︎
  • 6月14日︎
  • 6月15日✖︎しんどい
  • 6月16日✖︎泣いた

日記にこのように書きましょう。症状をかけない時は書かなくても構いません。

もちろん、原因なども分かれば書いた方がいいのですが、書く量が増えると負担にもなるので最初はこれぐらいで十分です。

症状が出ている時は無理に書こうとせず、落ち着いてから書きましょう。翌日や翌々日でも大丈夫です。

日記の使い方

問診時に使用する

問診時に日記を見て自分がこの1ヶ月間どうだったかを伝えましょう。

書いてある通りに「週に1,2回頭痛がありました」「理由も無いのに悲しくなります」と伝えるだけで大丈夫です。

自分の中のフィルターを通す必要はありませんし、嫌だっだことを思い出すという作業をしなくて済むので、気持ちに負荷もかかりません。

 

自分の症状が改善しているか判断できる

日記を振り返って✖︎マークの数で自分の症状の変化を判断することができます。

減っていれば症状が穏やかになっていると分かりますし、増えて行くようでしたらお医者さんに悪くなってきていると伝えることで治療方法の見直しに繋がります。

 

自分の体調の波を知り、対策や心構えができる

日記を書き続けていくと自分の体調不良の周期や傾向が理解しやすくなります。

  • 頭痛の時は雨の日が多いな
  • 悲しくなる前日はめちゃくちゃ元気だったな

傾向が掴めれば不調の波が来るのをある程度予期し、心構えや対策ができます。

天気や気候によるものは対策が難しいですが、元気だった後の反動でうつ症状が出るのなら、躁状態の時に無理をしすぎないようにと自分をコントロールする意識ができます。

自分の心をコントロールする練習をしながら、客観的に自分を見ることによって、冷静な判断と対処をすることができるようになります。

 

カレンダーに慣れてきたら書く内容を追加する

慣れてきたら書く内容を追加していきましょう。

例えば、体調不良の✖︎マークではなく1〜10段階評価にすることで自分にとって何が一番辛いかをより知ることができます。

他にも、体調不良時の対処とその結果を書いて、何をどれぐらいすると効果的なのかを知り、薬の量と頻度をお医者さんと相談する際にも役に立ちます。

 

まとめ:日記を活用して症状を正確に伝えることで適切な治療を受けましょう

今回の内容はこのような感じです。

このページのまとめ
  • 問診で自分の症状を伝えるやすくなる
  • 症状を正確に伝えて、適切な治療を受けられる
  • 自分の症状を理解して、不調の対策と心構えができる
  • 改善に向かっているかどうかの判断材料になる

自分の気持ちや症状を伝えることは、意外と難しいものです。

ですが、病院でたった一言「〇〇の症状がツラい」と伝えるだけで治療方法の見直しをしてくれる可能性もあります。

それに、慣れていくことで自分の思いを伝えるのに不要な抵抗感がなくなり、病院での負担も軽減することができます。

私のように人に何かを伝えるのが苦手な方は、お試しくださいませ。