障害者手帳でのバスや電車の乗車割引の利用方法。切符の買い方・乗り方【Osaka Metro/大阪シティバス】
今回は障害者手帳を所持している方が受けられる福祉サービスのひとつで、電車やバスなどの交通機関が割引になる「乗車料金の割引サービス」についての記事になります。
今回は私が利用している「Osaka Metro(大阪市営地下鉄)」と「大阪シティバス」での利用方法ですが、他府県のの方も参考にしていただければ幸いです。
乗車料金の割引を受けるのに必要なもの
乗車料金の割引を受けるのに必要なものは以下の2つ。
- 障害者手帳
- 乗車料金割引証
※写真は大阪市のものです。お住いの市区町村によってはデザインが異なる可能性があります。
割引証はどこでもらえる?再交付は可能?
割引証は障害者手帳を交付された際に一緒に受け取ることができます。
紛失した場合は、再度申請手続きをすればお住いの市区町村役所にて再交付が可能です。
Osaka Metro(大阪市営地下鉄)での割引乗車券の購入方法
- 切符ボタンを押す。
- 発券機の横にある「福祉」ボタンを押す。
- 表示される料金が半額になるのでお金を入れて切符を購入する。
(例:普通運賃280円の場合、半額の140円になります。)
- 通常の手順で改札を通り、電車を利用する。
Osaka Metroでの利用の際は割引証を毎回見せる必要はありません。
ですが駅員の方に呈示をお願いされる可能性があるので、必ず障害者手帳と割引証を持っておきましょう。
大阪シティバス(大阪市営バス)で割引を受ける方法
大阪シティバスでの利用も必要なものは同じで利用方法も難しいものではありませんが、電車から降りる際に毎回、乗車料金割引証を提示しなければなりません。
降車の際に手間取らないよう、降りる少し前に用意しておくといいでしょう。
- バスを降りる時に、運転手さんに割引券を見せる。
- 運転手さんがボタンを押して「どうぞ」と仰ったらお金を入れ、バスを降りる。
(普通運賃210円が110円になります。)
乗車料金の割引を受ける際の注意点
有効期限は1年!期限切れに注意!
割引乗車証の有効期間は、4月1日から翌年3月末日まで。
有効期限が過ぎているにも関わらず、割引料金で切符を購入すると、不正利用となってしまいます。
障害者手帳が交付日から2年の有効期限なのに対し、割引乗車証は交付された年の4月から1年なので、期限切れに気が付かずに割引を受けることのないよう、注意しましょう。
期限が過ぎた場合は、役所で新しい割引乗車証と交換してもらいましょう。
まとめ:乗車割引の利用方法を確認して移動の負担を減らそう
乗車割引の利用方法を知らないと乗車や降車する際に時間がかかり、焦りや緊張で心に負担がかかってしまう恐れがあります。
事前に利用手順を確認しておき、交通機関の利用負担を少しでも軽減しましょう。
紹介したものは私がよく利用する大阪市の交通機関ですが、他の地区でも利用方法が似ているところがあると思うので参考にしていただけると幸いです。