簿記3級のネット試験を受けた感想と注意点

簿記3級のネット試験を受けた感想と注意点
今回は実際に簿記3級のネット試験を受けたので注意点や私がした対策を書いていきます。

簿記のネット試験は試験に落ちても短い感覚で再度挑戦できるというメリットがある反面、パソコン試験ならではの注意点もあります。

思わぬところで手こずって時間切れや減点にならないように確認しておきましょう。

ネット試験ならではの注意点

問題用紙や回答用紙への書き込みができない

問題用紙や回答用紙への書き込みができない
ペーパーテストの場合、問題用紙や回答用紙にメモを書き込む事ができますが、ネット試験では真っ白なメモ用紙のみが渡されます。

簿記3級では、複数に分けて計算する場合や複雑な仕訳など、メモする機会が多々あると思います。

計算方法は合っているのにいつもと違うところにメモしているため見忘れて不正解にならないよう、練習問題でも別の用紙にメモするなど、本番を想定した対策をしましょう

パソコン操作をしつつ仕訳をする慣れが必要

パソコン操作をしつつ仕訳をする慣れが必要
当然ですが、ネット試験は回答を入力するためにパソコン操作をする必要があります。

入力自体は「テンキーでの数値入力」と「プルダウンでの選択」がほとんどなので難しくありません。

ですが、紙での回答のみに慣れていると、ひとつ余計な作業が加わって考えるリズムが狂ったり、面食らって頭が真っ白に!なんて方もいると思います。

また、簿記3級はとにかく時間がギリギリに設定されているので、パソコン入力が加わることで時間配分が狂うなんてことも考えられます。

桁数の入力ミスなどにも注意が必要なので、テキストに付属のパソコンでの模擬試験などで操作に慣れておくと良いでしょう。

テキスト付属の模擬プログラムができない場合

テキスト付属の模擬プログラムができない場合
「使っているパソコンがMacで、テキスト付属の模擬プログラムに対応していない」

「そもそもパソコンが家にない」

という状況の方もいると思います。

私のパソコンもMacで模擬試験ができず困っていたのですが、試験日までにMac対応の模擬プログラムは見つかりませんでした。

結局、パソコンの模擬試験は一度もせず、下の動画でイメトレのみで試験に挑戦しました

余談ですが、動画内では入力した数値に「カンマ(,)」が表示されないとありますが、私が行ったテストセンターでは表示されました。

また、回答方法もメモ用紙に仕訳を書いてから回答するとありますが、私は簡単な問題は時短のためにメモに書いていません。参考までに。

簿記以外の試験を受けている方もいる

簿記以外の試験を受けている方もいる
これはテストセンターの環境などで変わる些細なことですが一応。

私が試験を受けたテストセンターでは簿記以外の試験を受ける方も同じ部屋で試験を受けました

つまり、自分の電卓やテンキーのカタカタ音だけが部屋中に常に鳴っている状態です。

気にしない方はいいのですが、私のように「迷惑だろうなぁ・・・」なんて考えてしまうと、ミスや時間切れの元となってしまいます。

対策は・・・「気にしない」しか無いのですが、想定しておくだけでもそれなりに対応できると思います。

余計なことは考えず、集中しましょう。

まとめ:不測の事態でも思考停止しないよう対策しよう

以上が私が簿記3級のネット試験を受けた際に感じた注意点です。

急に初めてのことをすると、思考が鈍ったり、頭が真っ白になったりしますよね。

そうなると、いつも理解できる問題が分からなくなったり、焦って計算ミスなど良くない結果につながってしまいます。

考えられる不安事項を想定をして、対応できるようにしておきましょう。

試験がんばってくださいね!